fifty shades darker
- 作者: E L James
- 出版社/メーカー: Arrow
- 発売日: 2012/04/26
- メディア: ペーパーバック
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総語数 | 177744 |
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w/m | 134 |
楽に読めるものから読んでしまいますね(シェイクスピアが難しすぎて辛い)。
前作は気軽に楽しく読めて不満のない感じでしたが、今回は色々残念な所がありまして*1、特にピルを処方してもらうために医者を呼ぶくだり。
“Dr. Greene is coming to sort you out. Plus, I have a surprise for you.”
“Dr. Greene!” I halt.
“Yes.”
“Why?”
“Because I hate condoms,” he says quietly. His eyes glint in the soft light from the paper lanterns, gauging my reaction.
“It’s my body,” I mutter, annoyed that he hasn’t asked me.
“It’s mine, too,” he whispers.
このやり取りは最悪。
この小説には"you are mine"みたいな表現がたくさん出てくるけど、それはこういう意味じゃないよなあ。
他の不満は、全体的にゴチャゴチャしすぎとか、まったく大した事ではないのだけど上記のは嫌すぎた。
続きがもう一巻ありますが、間を置くと読まなくなる気がするので一気に読んでしまう予定。
どうでも良いけど、sort someone outという表現をいま知った*2。
informal Deal with someone who is causing trouble, typically by restraining, reprimanding, or punishing them
[ sort someone out: definition of sort someone out in Oxford dictionary (American English)]
さらに全然関係ないんだけど読んでるときに団鬼六を思い出しました*3。
あの人も文章が酷いとか言われますが*4、まともな作家が低俗な欲求を満してくれるものを書かないので仕方ない……。